エナメル質形成不全症とは
2016年10月14日
10人に1人の子供に?!
エナメル質形成不全症とは?
エナメル質形成不全症とはおもに前歯と6歳臼歯に発症する、
先天的なエナメル質の形成障害のことです。
エナメル質は本来からだのなかで最も硬い組織です。
鎧のように外側を覆って歯を守る働きをしています。
エナメル質形成不全症の歯は、エナメル質の密度が粗くもろいため
噛みあう度にエナメル質が削れて欠けてしまいます。
そして、エナメル質が失われることでむし歯になりやすくなるのです。
早期発見が重要!!
歯科検診を受けましょう!
エナメル質形成不全症と診断するにはプラークを取り除いて
歯を乾燥させ、明るいライトで調べる必要があります。
学校の歯科検診を受けるとともに、歯科医院でも個別に診てもらいましょう!
エナメル質形成不全症であっても、早めに気づいて
定期的にメインテナンスに通っていただければ
予防や小さい処置などできることはたくさんあります。
歯が欠けたりしていても、お子さん本人は
問題に気づいていないことがほとんどです。
お子さんが突然の激しい痛みで辛い思いをしないように
歯科医院で検診を受けましょう!