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2026. 10. 26
むし歯になりやすい人が無意識に意識している5つの習慣

「毎日ちゃんと歯磨きしているのに、なぜかむし歯ができる」

歯科医院で働いていると、こういった相談を受けることがあります。

むし歯というと「歯磨きが足りないからできる」というイメージがあるかもしれません。

もちろん歯磨きは大切ですが、実はそれだけではありません

むし歯になりやすい方には、普段の何気ない習慣が関係していることがあります。

今回は歯科医院でよくお伝えしている「むし歯になりやすい人が、無意識にしている習慣」を5つご紹介します!

①ちょこちょこ食べたり飲んだりする

意外と多いのが、食べる量はそんなに多くないけど、何かを口にしている時間が長いというケースです

たとえば、

・仕事中に少しずつお菓子を食べる

・アメやガムを頻繁に口にする

・ジュースやカフェラテなどを少しずつ飲む

・寝る前に何か食べる

このような習慣があると、口の中が酸性になる時間が増えてしまいます。

食事をすると、口の中の細菌が糖を利用して酸を作ります。

その酸によって歯の表面からカルシウムなどが溶け出します。

通常は唾液の働きによって、口の中は徐々に元の状態に戻っていきます。

ところが、食べたり飲んだりする回数が多いと、歯が酸にさらされる時間も長くなります。

甘いものをたくさん食べていないから大丈夫ではなく、何を食べるかだけでなくどのくらいの頻度食べるかも重要です。

②甘い飲み物を「飲み物だから」と油断している

むし歯予防というと、お菓子を控えることを考える方が多いと思います。

でも、意外と見落としやすいのが飲み物です。

ジュース、スポーツドリンク、砂糖入りのコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどには糖分が含まれています。

特に気をつけたいのが少しずつ長時間飲む習慣です

たとえば、仕事中に甘いカフェラテを何時間もかけて飲むと、その間ずっと歯が酸にさらされることになります。

水や無糖のお茶などに置き換えるだけでも、むし歯予防につながります。

③歯磨きを回数で判断している

「毎日3回歯磨きしています」と聞くとむし歯の心配はなさそうに感じます。

でも回数だけで判断はできません。

大切なのは磨く回数よりも汚れがきちんと落とせているかです。

特に磨き残しが多いのは

・奥歯のみぞ

・歯と歯の間

・歯と歯ぐきの境目

・一番奥の裏側

などです。

毎日歯磨きをしていても、同じ場所にプラークが残っていれば、その部分はむし歯のリスクが高くなります。

ちゃんと磨いているのにむし歯になるという方は、歯磨きの回数を増やすより、まずは自分の磨き残しやすい場所を知ることが大切です。

歯科医院で染め出しをしてもらうと、自分では気づかなかった磨き残しが意外と見つかります。

④寝る前に食べる

「夜遅くに食べることがある」という方も注意が必要です。

寝ている間は、日中と比べて唾液の分泌量が減ります。

唾液には、口の中を洗い流したり、酸を中和したり、歯の表面を修復する働きがあります。

特に疲れて帰ってきて、歯磨きせずそのまま寝てしまったという経験がある方は要注意です。

毎日完璧は難しくても、寝る前の歯磨きだけは、できるだけ習慣にしましょう!

⑤むし歯になったことがないから大丈夫と思っている

最後は習慣というより、考え方の部分です。

これまでむし歯になったことがない方は、自分はむし歯になりにくいと思っているかもしれません。

確かに、生まれつきの歯の質や、唾液の量などによって、むし歯のなりやすさは個人差があります。

たとえば、仕事が忙しくなって間食が増えたり、生活リズムが変わったり、歯茎が下がって根本が見えてきたり。

今までむし歯ができなかったからといって、これからも大丈夫とは限りません。

だからこそ、症状がなくても定期的にお口の中をチェックしておくことが大切です。

むし歯予防は歯磨きだけではありません。

むし歯を予防するためには、歯磨きだけを頑張るのではなく

「何を食べるか」

「どのくらいの頻度で食べるか」

「どこに磨き残しがあるか」

「唾液がしっかり働いているか」

などいくつかの要素を一緒に見ていく必要があります。

もし「ちゃんと歯磨きしているのにむし歯ができる」という方は、歯磨きの方法だけが問題ではないかもしれません。

普段の食事や間食の回数、飲み物、磨き残しなどを一度見直してみましょう。

歯科医院では、むし歯がある子かどうかだけでなく、「なぜ自分はむし歯になりやすいのか」を確認することもできます。

自分では気づきにくい習慣が、実はむし歯の原因になっていることもあります。

むし歯ができてから治療するのではなく、できるだけできないようにために自分の口の中の特徴を知ることから始めましょう

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